「avex dance master」のプログラムは、いつの時代も変わることのないスタンダードなHIPHOPとJAZZのテクニックを学び、
初心者から上級者まで確かな技術を安心して習得できる全国統一カリキュラムを採用しているダンスプログラムです。
ヒップホップダンスはストリートダンスの中のジャンルの一つです。
そして、ストリートダンスは時代により歴史の古い順番で、「オールドスクール」、「ミドルスクール」、「ニュースクール」に大きく3つに分類されます。
この中で、現在のヒップホップダンスは「ニュースクール」に分類されています。
主に「オールドスクール」はブレイクダンスやロックダンス、
「ミドルスクール」はニュージャックスウィングやホーシング、「ニュースクール」は現在のヒップホップダンスの他に、
ハウスやKRUMPなど新しく生まれたダンススタイルの事を指します。
HIPHOPの歴史は、1970年代にアメリカニューヨークのサウス・ブロンクス地区で、生まれました。
そこはスラム街で、貧困でドラッグにおぼれる人や、ストリート・ギャングが多い地区でした。
当時、世間ではディスコが大ブームでしたが、ここの地区の人達はディスコに遊びに行くお金がありません。
そこで、彼らは公園に集まりパーティーをするようになりました。
そのパーティーはブロックパーティーと呼ばれ、アフリカンアメリカン、ヒスパニック系、カリビアンアメリカンが集まり、HIPHOPのオールドスクールが生まれました。
集団になれば、リーダーやカリスマ的存在が存在しますが、このパーティーの中にも3人のカリスマDJが存在しました。
「HIPHOP」という言葉は、カリスマDJの1人でもあるDJアフリカ・バンバータが作り出した造語で、
「RAP/MC(ラップ)」「DJ(ディージェー)」「BREAKIN'(ブレイクダンス)」「GRAFFITI(グラフィティ)」の四つの要素で構成された、
創造性を象徴した文化(サブカルチャー)を指します。
アフリカ・バンバータ以外にも、創始者としてDJクール・ハーク(ブレイクビーツ発案者)やDJグランドマスター・フラッシュ(スクラッチ技術の流布者)が挙げられます。
このHIPHOPパーティーでDJクール・ハークが生み出したブレイクビーツ(2枚の楽曲の特定部分を交互に掛け、繰り返す音楽)に合わせて踊るダンサーを
Break-boy(Bボーイ)、Break-girl(Bガール)と呼びました。
このような歴史の中で形作られてきたヒップホップダンスは、現在ではストリートダンスの主流として、多くのダンサーにより更に進化を続けています。
avexのダンスマスターでは、ヒップホップダンスの基礎であるリズムのとりかたから、音を聞いて自分自身でフリを考え、表現する応用までしっかりとステップアップする事ができるカリキュラムをご用意しています。