ダンス市場について
2012年の学校でのダンス必修化を皮切りに市場は一気に拡大し、いまや国民的スポーツに並ぶ競技人口を有するまでになりました。さらに、2021年に開幕した日本発のプロダンスリーグ「D.LEAGUE」や、2024年パリオリンピックで正式種目となったブレイクダンスの影響も相まって、今後もダンス市場の拡大が見込まれます。
近年はK-POPダンスが若年層を中心に大きな支持を集め、SNSを介したダンスコミュニケーションが日本だけでなく世界中に広がっています。オンラインプラットフォームの普及により、ダンスは以前にも増して身近な存在になりました。SNS上の「#ダンス」コンテンツのヒットや、ダンスを主題とした地上波番組の増加もその流れを後押ししています。
こうした追い風の中で、ダンススクールの導入は絶好の機会です。若い世代の高い関心と社会的な認知を背景に、文化的な発信力を持ちながら、経済的にも大きな可能性を秘めています。
・ダンス部の設置数は急増!
X世代(43~58歳)が10人に1人だったのに対し、Z世代では2人に1人があると回答
2021年現在、全国の高校数は約 4,900校あり、ダンス部を設置している高校は約 2,000校
参照元:【小学生の習い事に関する意識調査】子どもに習わせたい習い事、「ダンス」が躍進。チャレンジ精神やコミュニケーション能力の向上に期待
・習い事としてのダンスも注目度‧満足度共に大幅UP!
「ダンス」の満足度は92%
現在習っている習い事の満足度(とても満足/やや満足/どちらともいえない/やや不満/とても不満の5段階で評価)を測り、全体的に満足度は70%を超える中、 最も高いのは「学習塾」で94 %。「ダンス」は、「バスケット・ミニバス」と同率の92%で、2番目に満足度が高い結果となりました。
参照元:【小学生の習い事に関する意識調査】子どもに習わせたい習い事、「ダンス」が躍進。チャレンジ精神やコミュニケーション能力の向上に期待